代表取締役 八木英行
笑門来福、今年は必ず良い年にしましょう。
昨年は未曾有の大震災に対し、「頑張ろう!日本」のもとに日本人の気持ちが一つになった年でした。今年は災い転じて福に出来る日本人の底力を世界に示す年です。更に頑張りましょう。
我々の住宅産業に限らず、国策の重要性は周知のとおりです。お金を使わない親世代から資金需要旺盛な子世代、孫世代に対する資産シフトがこの長寿社会の中で早期に行われれば、現役世代がより少ない負担で豊かさを享受でき、内需拡大にも資することが出来ます。今年、住宅贈与の非課税措置が拡大されますが、資産シフトがスムーズに進み、収入に占める住宅ローンの割合が減れば少子化対策にもなり、正に一石三鳥です。
また中古住宅流通へのテコ入れが本格化しました。弊社でも「ヤギモクリノベーション」として本格的に中古住宅の流通が当然のごとくなる様、「建て替えから再生」への提案をしっかりしていきます。
地方活性化のためには、地域の実情に合わせた経済特区を設け、東京一極集中に歯止めを掛ける施策を真剣に考え、実行に移していかなければなりません。被災地域である東北地方には経済特区が多く出来、復活した住宅エコポイントも半分は被災地の産品の購入を義務付けられました。第3次補正も決まり様々な官民の復興事業も本格化し、一気に立ち直ってくると思います。
静岡県では「家・庭一体のすまいづくり」を重点テーマの一つとし、郊外の広い庭のある住まいで若い世代に子育てをしてもらい、時代と共に移り住んでもらう「所有から使用」の感覚で住まいを捉えてほしいと訴えています。私は、分厚い中間層を復活させて少子化を止め、なだらかなインフレが続くのが理想と考えていますので、積極的にとらえ、官民協力して実現できればと思います。
静岡市は東京まで1時間の好立地であり気候も温暖で、食文化も豊かです。日本平山麓には有名な県大薬学部もあり薬学研究所を集めiPSを使った再生医療や新薬開発の拠点になりえます。県東部では温泉をリッチな若い世代へ売り込める様な高級貸切コテージを、また、ものづくりの街、浜松は経済特区指定を受け、最先端技術を深化しながら、舘山寺周辺で週末をリフレッシュできるエリアとしてインパクトを加えられないだろうかと考えます。
最近は一極集中が故、都会の人たちに「田舎暮らし」への関心が高まっています。静岡県は山も海もあり、気候は温暖で大都市圏への移動も容易ですから「田舎暮らし」には適地です。首都圏への新幹線通勤者も増加の一途ですが、週末滞在、先を見据えての転居など魅力ある提案が出来る様にしていくべきと考えます。
また地方の活性化に欠かせないのは商店街の復活と婚姻の増加です。個々の光る頑張る商店が集まれば立派な集客力のある商店街になります。賑わう商店の後継者には自然に元気な伴侶が見つかります。また30~40代で結婚する意志がありながら独身の人が多くいます。弊社は今年も地域の活性化を求めて「人生を10倍楽しむ会」を続けて応援していきます。
色々思いは尽きませんが笑う門には福が来ます。「頑張ろう!日本」で東北地方と共に地域が元気になれば我々も元気になれます。よい一年でありますことをお祈り申し上げます。
八木木材産業株式会社 代表取締役






