H邸
<デザイナーズ コメント>
現代民家を表現しました。
丸い窓をアクセントに 独立する壁を彫刻的に配置してみました。屋根は切妻の単純さに変化を加え、雰囲気を出しています。丸窓や小窓の回りの色違い壁の意匠は、和の意匠を強調するためのアクセントです。
室内からも丸窓をアクセントとして使っています。丸窓は、まるで満月のよう。アールの垂れ壁が雲。土間や飛び石は川。下駄箱は、対岸の山を表し、玄関が坪庭のようなイメージに変わります。
土間は、タイルではなく小砂利の洗い出しと飛び石です。田舎の古民家のように敷き台の上の障子を開ければ、すぐにリビングです。無駄のない機能的な間取りを現代に応用しています。敷き台は、掛川のヤギモク キコラで選びました。
土間にもひと工夫してあります。さりげない、ちょっとした遊び心で空間は豊かになります。
室内は数寄屋の意匠です。細くしなやかなデザインを心がけました。
玄関奥には、田舎の古民家に見られる土間を配置しています。自転車やバイクを飾るスペースです。
障子を閉めれば、個室として活用できます。個室利用が多い場合は、一部リビングに食い込むような配置にすると、プライバシーと開放感が両立できます。
窓の上下に窓枠の代わりに棚を施工しています。単純なデザインですが、窓の大きさや、棚の深さなど バランスが難しく、良く考えないと陳腐になってしまいます。







